ヤフオクで中古の車を買ったときのお話

      2016/11/11

こんにちは、ゆーすけ(@yusuke_plmrstn)です。

 

人生の中で大きな買い物というと、まず家が上げられます。

その次に来る大きな買い物は車ではないでしょうか。

車種にもよりますが、一般的な新車であれば100万円から300万円の間が相場です。

これだけ大きな買い物をするわけなので、よほど余裕のある方でない限り相当長い間悩み抜いて店を比較して少しでも安いところを見つけ、最終的に購入にいたると思います。

今回はそんな常識を無視し、僕がヤフオク(ヤフーオークション)で車を落札した時のことをお話したいと思います。

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購入にいたった経緯

僕が大学を卒業して新社会人になる時、祖母からお祝いということで新車を購入してもらい、その時が自分の車を持った初めての瞬間でした。

日産の黒いティーダで、休みの日になったらほぼ毎週といっていいほど手洗いで洗車をしてキレイに乗っていました。

 

しかし実は昔からずっと乗りたかった車がありました。

僕のプロフィールでもご紹介しているミニ(旧ミニ)です。

 

 

 

 

販売からほとんど変わらないフォルムに加えレトロ感まるだしの車で、昔からあこがれの車でした。

 

手入れが大変だったり維持費がかかるという理由から、もし今後自分がミニのオーナーになるとしてもずっと先のことだろうと考えていました。

ところがそんなある日、何気なく見ていたヤフオクにビビビッとくるミニが出品されていることを知ってしまったのです!

すぐウォッチリスト(いわゆるお気に入り)に登録し、車の詳細ページと掲載されている写真に何度も何度も目を通しました。

そして悩みに悩みぬいた末、とうとうヤフオクで車を買うことを決意したわけです。

 

 

オークションで車を買う時の注意

しかしすぐに購入を決断したわけではありません。

車は乗って動いてなんぼのもの。

本や服のように見た目がOKであれば大丈夫な商品ではなく、いくら車の外観や内装がきれいに見えたところで実際に乗って動かしてみて不具合がないかどうかを確認する必要があります。

掲載されている写真だけでは判断できない情報がとても多いので、出品者にどんどん質問してみましょう。

 

質問欄から情報をあつめる

 

ヤフオクでは出品者に質問して疑問点を解消することができます。

たとえば掲載されている以外の写真が欲しい時や事故歴の有無など、商品ページに紹介されていない情報があればどんどん質問しましょう。

もしみなさんが車の技術的な知識を持っているのであれば具体的なパーツの名前を出して質問するもの効果的。

出品者も応えられる範囲で応じてくれます。

 

出品者の素性をしらべる

 

車を購入するときだけに限らず、ヤフオクで商品を購入するときは出品者の評価を気にしましょう。

ヤフオクは自分が出品した時、もしくは誰かから落札した時、取引の一番最後にお互いに評価をする制度があります。

取引がスムーズでトラブルなく終われば「非常にいい」→プラス1ポイント

いきなり連絡が取れなくなったり急なキャンセルの場合は「非常に悪い」→マイナス1ポイント

評価の内容に応じてポイントが増減し、さらにこれらの評価は一般公開されて誰でも見ることができます。

そのためヤフオクでは入札する前にこの評価を調べることで、過去にどういう取引を行ってきた人なのか確認することができます。

これはオークションを利用する上で基本的なことですが、さらに慎重になる場合は出品者の自己紹介ページを見てみましょう。

全くの個人が出品している場合は自己紹介ページが空欄のことが多いですが、お店や業者が出品者の場合はホームページの紹介やお店の名前を出していることがあります。

そこからさらに詳しく素性を辿ることができます。

 

試乗させてもらう

 

実はこれが一番大事なステップです。

出品者にコンタクトを取り、出品している車に事前に試乗させてもらいましょう。

ちょっと乗っただけではわからない不具合が隠れていることもあるので、みなさん自身が最低限の車の知識を持つか、もしくは車に詳しい友人と一緒に試乗させてもらって友人に確認してもらうくらいの準備が必要です。

試乗NGと言われたら怪しいと思ったほうがいいです。何か知られてはまずいことを隠している可能性があります。

例外として、クラシックカーや旧車が出品されている場合は試乗NGと言われることがあります。

ただでさえ古い車のため、試乗で走行距離が延びると故障につながる恐れがあるからです。

購入者はそこを理解した上、故障しても自分で修理できるか腕のいい修理屋を知っているか、これくらいの準備が必要になります。

 

 

実際に購入した時の話

ではここからは、僕が車を買った時のお話です。

対象のミニをウォッチリストに登録し、出品者から他の写真ももらって毎日眺めていました。

 

出品されていた車の状態

僕が目を付けたミニ。

右ハンドル、4速MTの1000cc、ラジオ、ステレオ、クーラー無し。

パワーウィンドウではないので窓の開け閉めはぐるぐるとレバーを手で回して行います。

 

これで出品価格は60万円だったと記憶しています。

ヤフオクで購入したのは2009年。

車の登録年は1989年(平成元年)、つまり購入した時点ですでに20年落ちの車ということです。

日本車で20年落ちの車に乗っていようものなら変な目で見られて当然ですが、ミニにはそれがない(と思う)ので不思議ですよね。

 

実はこの車、僕が理想としていた改造をほとんど終えてしまっている状態で販売されていました。

例えばセンターメーター。

今では当然のように目にするようになったセンターメーターですが、実は世界で初めてセンターメーターを取り入れたのはミニが最初です。

しかしそれも初期のミニに搭載されていただけで、比較的年代が新しいミニは視認性を高めるためにハンドル正面にメーターが設置されるようになりました。

ミニが好きな人に人気のスタイルはできるだけ初期の姿に近づけることです。

そのためセンターメーターを取り付けることは人気の改造の1つですが、出品されていた車はすでにそれを終えていました。

これで改造費用がだいたい10万円ほど浮きます。

 

 

次にタイヤのインチダウン。

スポーツカーなどではタイヤのインチアップが人気です。

 

これは単に見た目がかっこよくなるからという理由なのですが、ミニはその逆。

インチダウンが人気です。

インチダウンするとタイヤが小さくクラシックになり、ミニの小さいボディに見事マッチするようになります。

 

具体的にこれは「10インチ(とーいんち)」と呼ばれる人気の改造です。

一般的には15万円〜20万円ほどかかる改造ですが、これもすでに終わっている状態でした。

 

これらの改造以外にも、内装が赤で統一されていてボディカラーのグレーとあわせるとさらにクラシック感が増していたり、ハンドルも径が大きくてフレームが細いものに交換されていて、これもまたクラシック要素には欠かせない大事なパーツでした。

 

さらに、改造のベースになっている1000ccの車、実はミニの世界では一番人気があって燃費もよく故障が少ないタイプです。

そのために品薄が続いていますが、この1000ccがベースになっている点も大きなポイントでした。

これだけ理想としているコンディションに自分で近づけようとすると相当お金がかかります。

自分の手で少しずつ手を加えていく楽しさもあるでしょうけど、僕はお金のことを考えて最初から手を加えてある状態で買おうと決めたわけです。

 

試乗するために愛媛から愛知へ

 

出品者にいろいろ質問したあと、一番大事な工程は実際に試乗してみること。

当時僕は愛媛に住んでいて、出品者は愛知の尾張に住んでいました。

まぁ当然現地まで行きますよね、うん。

ということで休日を利用して朝から高速に乗って愛媛から尾張まで向かいます。

今考えると自分でもびっくりする行動力だと思います。

片道約500kmの長丁場になるので、会社の同期で当時同じマンションの隣の部屋に住んでいた木下くんを誘い、車中で話し相手になってもらいながら運転です。

僕は運転することが好きで、高速に乗った時などは缶コーヒー片手にドライブするのが好きなので、サービスエリアなどが見えてくるとテンションが上がります。

途中で昼ごはんなどを食べつつ、目的地の尾張に到着したのは14時くらいだったと記憶しています。

 

 

試乗させてもらう

 

出品者の方との待ち合わせ場所に到着です。

そこには、今まで画像で見ているしかなったミニがありました。

感動です!

まずは試乗する前に足回り(タイヤ周り)やエンジンルームなど自分の目で確かめます。

この時点で明らかにオイル漏れがあったりおかしな点があればしっかり確認しておきましょう。

 

次は実際に試乗させてもらいます。

出品者の方が助手席に座り、一緒にきた木下くんは後部座席へ。

ミニはMT車ですが、実はMTを運転するのは免許を取って以来約2年ぶり!

教習所で習ったことは頭の中では忘れていましたが、運転席に座ってクラッチ操作などをやってみると体が覚えていました。

 

初めて自分でミニを運転した瞬間です!

ミニは車高が低く、ハンドルを動かすとその動きが日本車以上にダイレクトにタイヤに伝わり、まるで遊園地のゴーカートに乗っているような独特の感覚を味わうことができます。

 

運転中の動画はこちら!

 

 

これが僕がミニを好きな理由の1つでもあります。

MTということに加え、自分で車を操作している感覚はどの日本車でも体験できないミニ特有の魅力なのです。

30分ほど試乗させてもらい、本当に購入する場合はまた連絡する約束をし、尾張を後にしました。

帰り際には紹介してもらったミニ専門店に行ってたくさんのミニやパーツを見ることができ、カレンダーのお土産までもらうという始末。

ここから愛媛までまた500kmの道のり。

愛知名物の味噌カツを食べ、はるか愛媛までドライブです。

結局家に到着したのは日付が変わった頃でした。

1日で1000km。人生で一番長く運転した時でした。

 

僕はこの時勤めていた会社をすでに辞めて転職しましたが、寄せ書き色紙に書かれた木下くんのコメントではこの時の愛知旅行のことが書かれてあり、彼にとっても忘れられない印象深い出来事だったようです。

 

購入前の一押し

試乗を終えた帰りの車の中で僕は購入をすでに決めていましたが、あとは最後の一押しとして値下げ交渉です。

出品者にメールを送り、自分がどれだけミニが好きかということと、往復1000kmもの距離を移動して試乗した熱意を認めてくれ!という、今考えるとわけのわからない根拠を理由に必死に値下げをお願いし、最終的に5万円ほど安くなって55万円前後で落札した記憶があります。

ダメでもともと、値下げは言ったもん勝ちなので、恥ずかしがらずに要求してよかったと思います。

 

 

ナンバー変更は自分で

 

しばらくすると車が陸送で送られてきました!

待ちに待った瞬間で、トラックの荷台に積まれたミニの姿はそれはそれは可愛いものでした。

しかし車のナンバーはまだ前の所有者のものがついたまま。

名義変更とナンバー変更は自分でやる必要があります。

事前に出品者と打合せをし、変更に必要な書類を用意してもらってあとは自分で地元の運輸局に持って行って手続きをすれば終わりです。

希望するナンバーも無事取れたので、これではれてミニが僕のものになりました。

 

 

手間を惜しんだら負け

ネット、特に僕みたいにオークションを利用して車を買うメリット。

それは値段の安さにあります。

中古車販売店を通して買うとお店の手数料と利益を上乗せされて買うことになりますが、オークションだとそれが浮きます。

さらに出品者が急いで現金が必要な場合は市況よりはるかに安い値段で買うこともできます。

 

しかしデメリットも当然あり、それは今回のように登録手続きやコンディションチェックなど、あらゆる点において自分がやる必要があるということです。

試乗するために遠くまで足を運ぶ必要もありますし、名義変更のやり方がわからなければ自分で調べる必要もあります。

こういう作業が自分でできないという人は残念ながらオークションの利用はおすすめしません。

最初から店舗で買うようにしましょう。

でも車に素人だった自分でも無事買うことができましたし、ちゃんと下調べさえしておけば自分の力でどうにかすることができます。

そのおかげで今回の記事も書けたわけですし、人生のネタになりますよね。

もしオークションを利用して車を買うことを検討されている方がいれば、ぜひチャレンジしてほしいと思います。

 

あ〜、ミニに乗りたいなぁ・・・

(今は東京住まいのため、ミニは地元の専門店に預けっぱなしのゆーすけでした)

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